どうしても日々の生活で、甘い誘惑が出てきますよね。
- おいしそうな食べ物を食べたい。
- 新作のドリンクが飲みたい。
- 家や職場にお菓子がたくさん置いてある。
- 今日は運動したくない。
など。
私の経験から、どうしたら誘惑に勝つかをお伝えできたらと思います。
基本的に人間の脳は楽な方を選ぶ傾向が強い様です。
重要で貴重なエネルギーをなるべく使わないように、または溜め込んで、省エネで生きようとする本能でしょうか。

食べ物の誘惑
まずは食べ物に関する誘惑について、私の一例です。
例えば職場の人や、友人などから手渡しでいただいたお菓子などはありがたく頂戴します。
私も今となってはお菓子もほとんど食べないので、珍しければ持って帰って家族と分け合うこともあります。
そうすれば幸せな気持ちを家族と共有できて、摂取量も減るし、プラスマイナスでいうとプラスになります。
その分食事をほんの少し気を付けること。
ほんの少し。ご飯一口とかです。
太っていたころは会社のデスクの中にお菓子がたくさん入っていました。
小分けのチョコレートや飴や甘い缶コーヒーなど。
新作が出れば買って、仕事の合間に食べて飲んで、ローリングストックです。
自宅でも同じでした。
自宅だと特に、冷蔵庫・冷凍庫も使えるので、新作の生菓子やアイスを常備していてローリングストックです。
スーパーに行くたびに買っていた気がします。
そして、食事の最中ではなく、ふとしたときに食べてしまうのです。
そう。大体は糖類が大量に入ったお菓子。
砂糖は薬物?
糖質は依存性が高いと言われていて、脳が「もっともっと」と欲してしまい、食べ過ぎてしまう可能性が高いのです。
「マイルドドラッグ」と言われるほど、依存性が高いのです。
確かに以前は、たとえ小分けだったとしても、食べ始めると止まらなくなっていた記憶があります。
それなのに一向に満たされない…
食べ過ぎると血糖値スパイクを起こし、さらに食べたい欲求が出たり、食べた後に眠くなったりだるくなってしまいます。
砂糖を絶つ
私は現在では砂糖などの糖類はなるべく摂らないように心がけています。
よく「砂糖絶ち」と言いますが、意識して糖類を摂らないと、いつの間にか依存から抜け出せます。
目の前で友人がケーキを注文して食べていても気になりません。
コンビニやスーパーでもお菓子を見ても気になりません。
家族が食後のデザートを食べていても気になりません。
砂糖断ちを習慣化するためには、
- 急に砂糖を減らさない
- お菓子は食べない
- 甘い飲み物はやめる
- 成分表示を確認して糖類を避ける
少しずつ砂糖を日常から除くと、食べ物の自然本来の味を楽しむことができるようにもなります。

たんぱく質を意識する
砂糖を断つには「甘いものを摂らずにたんぱく質を意識して摂る」ことが一つの手段になります。
消化も遅めなので、長く満足感が続きます。
体が欲しているのは、糖ではなくたんぱく質なのかもしれません。
栄養不足からくる食欲を糖分でまかなおうとしても、逆効果になります。
甘いものが食べたくなったときの置き換えでおすすめは、
- 無塩の小魚
- 無塩の素焼きナッツ
- チーズ
- ゆで卵
- 無糖のヨーグルト
- 無調整豆乳
- 無糖の甘酒
- 高カカオチョコレート
- リンゴ酢
- 炭酸水
あたりです。
好き嫌いもあると思いますが…
私はこれらを自宅の冷蔵庫に常にストックしてあります。
無塩の小魚はお腹がすいたときにつまむと満足感が得られて、たんぱく質やミネラルも摂取できるのでとてもおすすめです。
ゆっくり、よくかまないと呑み込めないので食べ過ぎも防げます。
口の中を切らないようにお気をつけて。
ナッツに関しては私の大好物。
永遠に食べたいし、もしこの世が終わるとき最後に食べたいものは?と聞かれたら…
「お腹いっぱいのミックスナッツ」と答えるほどです。
ただしナッツは脂質が多いので、食べすぎ注意です。
おやつとして、大体片手の手のひらに乗り切るくらいを一粒ずつゆっくり味わって食べます。
最初のうちは食べ過ぎ防止としてキッチンスケールで測って食べていました。
チーズは、さけるチーズがおすすめです。
ちょっとずつ裂いて食べるのも楽しいです。
豆乳は無調整のものをコーヒーに混ぜて飲んだりしています。
チョコレートは成分表示をよく見て、一番最初に「カカオマス」と書いてある、甘くない本物のチョコレートがいいですね。
高いので、「少量を大切に食べる」ということができます。
リンゴ酢は炭酸水に入れて飲みます。
お酢は空腹時に飲むと体に負担がかかるので、例えばナッツを食べても足りないときは、リンゴ酢炭酸水を飲みます。
飲みやすい酢もたくさんあるので、試してみるもの楽しいですね。
リンゴ酢をトマトジュースに入れて飲むのもおすすめです。
温かい飲み物もおすすめです。
- お茶
- ブラックコーヒー
- 白湯
温かいものを少しずつ飲むと癒されて食欲も減るかもしれません。
上に書いた食材って、調理も必要なく手も汚れないからすぐに食べたり飲んだりできます。
ただし、たんぱく質は摂りすぎると体に負担がかかるので、食べ過ぎ・飲みすぎは注意が必要です。
それでもお腹がすいて我慢できないとき

がおすすめです。口の中がさっぱりして自然と食欲が抑えられます。
さらに、それでもダメなときは靴を履いて外を歩きます。
まずは靴を履くことです。
歩きに行く。ではなく靴を履く。
靴を履くと玄関を出る気になりますよね。
天気や季節にもよりますが、玄関を出れば「ちょっとお散歩」という気が芽生えます。
歩くことで食欲も収まり、運動にもなります。
少しずつ減らす
基本はお家や会社のデスクにお菓子やジュース・缶コーヒーを買っておかない。
子供用やお客様用は目の見えないところにしまう。
視界に入らなければ、食べることもできません。
少し意識することで、減らせます。
コンビニには寄らない。スーパーでもお菓子コーナーには寄らないという習慣を身に着けたいですね。
そうすれば家族のお菓子摂取量も減らせて一家で健康的になります。
誘惑に勝つ行動と習慣
少しずつ少しずつ減らしていけば、そのうち嗜好品は必要なくなります。
それが習慣になったら勝ちです。
でもどうしても辞められない方もいらっしゃると思います。
辞められなければ
- 運動でカバーする
- 高いお菓子を少量買って、少しずつ楽しむ
- 食べたいときは食べる。その代わりあらかじめ一日の食事を減らす。
- この日はスイーツを食べる。とあらかじめ決めておく。
などで自分なりの落としどころを見つけるといいと思います。
ストイックになりすぎると反動が出てしまいますよね。
食べ過ぎてしまえば、次の食事を減らす。だったり、運動することでリカバリーもできます。
1日ではなく3日とか1週間のトータルでバランスをとることも一つの手段です。
それと意外と楽しいのが、大食い系の動画を見ること。
エンタメとして成立しているので、見ていて楽しいし、なぜか自分の食欲が減ったりします。
周りの人たちにダイエット宣言するもの効果があります。
家族はもちろん。
友人や会社の仲がいい人。
そうすると、実は俺も、私もとダイエットの同志が見つかるかもしれません。
運動したくない・さぼる誘惑について
例えば腕立て伏せを毎日やっていたけど今日はできない…
なんて日もあります。
その場合は1回だけと決めて1回行いましょう。
1回だけです。
なんだ、できるじゃん。
と思っても1回だけ。
やりたくない気持ちも大切にしつつ。折り合いをつけて1回です。
ウォーキングも行きたくないときは、靴を履いて外に出て少しストレッチしたら家に戻る。
そして気持ちがすっきりしたことを意識して、行動できた自分を褒めましょう。
「よくやった!」
そうすればまた次の日から今まで通りの回数を続けることができます。
「よくやった」とほめることで、脳が喜んでまた次の日からできるようになります。

まとめ
- お菓子やジュースはストックしない
- 食べてもいいおやつを自分で探す
- たまにはご褒美の日を作る
- 運動したくないときはとりあえず1回だけする
いかがでしょうか。
ダイエットが習慣になってくると、自分なりのやり方が見つかるはずです。
1日や2日くらいお休みしたっていいんです。
長く続けることで、成功します。
そうです。一日で太ったわけではありません。一日で痩せるわけもないのです。
ストイックになりすぎると反動が起こりますので、たまには自分を休ませることも、日々の生活には必要です。
ぜひ、誘惑に勝てるように習慣を作ってみてください。