ダイエット中のモチベーション
ダイエットは毎日の積み重ね。
それこそ24時間365日行う=生活習慣です。
私も過去、やる気がなくなってしまい諦めてしまうことが数えきれないほどありました。
何度もリバウンドした私の経験をもとに、モチベーションの維持方法をお伝え出来たらなと思います。
少しでも皆様のダイエットライフが充実できますように。

モチベーションが下がる理由
まずはモチベーションが下がる理由について。
過去に痩せたのはいいですが、リバウンドをしてしまった…
そんなときを振り返ると、
知識がなく、無理なダイエットを焦ってしていた
ことでした。
とにかく食事ですが、何も考えずに極端に「食べない・食事を減らす」を実行。
カロリー計算も必死にしていました。
今思えばストレスが徐々に溜まっていたのかもしれません。
そしてふとした時、急にスイッチが入って暴飲暴食をしてしまいます。
それ以外にも、
焦って体重を落としたいけど、停滞期でなかなか減らないとき。
- 人事異動などで職場環境が変わったとき。
- その職場に慣れてきたとき。
- 結婚・子供が産まれた。
- 引っ越しなどで生活環境が変わったとき。
- 年末年始やイベントで飲み会が続いたとき。
- 旅行に行って食べ過ぎて、そのまま食べ過ぎる生活に戻ってしまったとき。
- いただきもののスイーツがたくさん置いてあって、食べすぎてしまったとき。
そういう時に暴飲暴食するのは、決まって糖質や脂質たっぷりの、ジャンクフードだったりお菓子だったり。
結果、食べ過ぎる悪習慣が始まり、元通りか、さらに太ってしまい「もういいや」となってしまう…
負のスパイラルへ突入です。
逆に今は、たまに「チートデイ」を設けますが、体重は維持しています。

モチベーションが保てたこと
ここからはモチベーションが保てたことについてお伝えします。
ダイエットや健康の本を継続して読んだこと
本を読むことで日々知識がアップデートしていき、健康的な食事が楽しくなりました。
何を食べたらいいか、何を食べない方がいいか。
もともと好き嫌いがないので、食事の改善は難なく取り組めました。
そうすることで、日々のダイエットも辛くなく楽しく取り組むことができました。
そう。「楽しく」です。楽しむことがモチベーション維持に欠かせません。
少しずつ知識をアップデートしていき、少しずつ変革していきました。
様々なダイエット方法も試しました。
トライ&エラーの繰り返しです。
行動も少しずつ変わります。
- ここのお店の野菜は鮮度がいい
- 普段行ったことないスーパーで買い物しよう
- 成分表示を見て、これは危険だ
- たまには八百屋や鮮魚店などの専門店に行ってみよう
という楽しみ方。
今まで太っていた時は、行ったことのないお店で外食してみよう。もちろん大盛で、食後のデザートも。という思考でしたが。
今では食材選びから楽しんで料理もするようになりました。
加工食品やお惣菜ではなく、手作りの料理で家族が喜んでくれると素直にうれしいですが、無理せずに、忙しい場合は加工食品やお惣菜もありがたく利用します。
決して無理せずに。
痩せる目的をしっかり持てたこと
痩せる目的は、30代後半に差し掛かり、周りに生活習慣病の人がちらほら出てきたこともあって危機感を感じ…
奥さんと子供のために、「健康的になってしっかりと家族を守りたい!!!」という決意ができたことがモチベーション維持につながったと思います。
誰かのために何かをする。
ダイエット以外でも、生きていくうえで、何かを継続する、習慣にするにあたり重要な理由になります。
これが大切な人であればあるほど…
目標体重も重要ですが、それよりも一生続けられるような目的をしっかりと持って、現在地を知り、続けることが必要になります。
現在地とは今の体重だったり、今の生活習慣ですね。
現在地をしっかりと把握しないと、車のナビと同じで目的地にたどり着けませんので、現状把握をします。
体重を測って現在の体重を知る。
どうしてこんなに太ってしまったか振り返る。
そして目的地を設定して、楽しいドライブが始まります。
途中、渋滞や寄り道してしまう場合もありますが、それも楽しみながら目的地を目指しましょう。
安全運転で。
もちろん疲れたら休憩も必要です。
人生最後のダイエットだという決意を自分に誓った
いままでリバウンドを何度も経験したからこそ、だとは思いますが、「これが人生最後のダイエット」と決意しました。
ダイエットは生活習慣なので、最後の決意をして、一生かけてダイエットする。と誓ったのです。
当然家族にも宣言しました。
宣言することで使命感が生まれ、モチベーション維持につながります。
宣言することで仲間ができた
誰にでも宣言するのは気が引けてしまいますよね。
私の場合は実の姉です。
仲がいいため、話の中で「人生最後のダイエットを始めたよ」と伝えたところ…
姉のやる気にも火が付きました。
今でもお互い「いいダイエット仲間」として、盛り上がっています。
会えばダイエットの話ばかり。
そうすると自分の得た知識を惜しげもなくアウトプットできるので、さらに知識が深まります。
そして、モチベーション維持につながります。
たまにチートデイを設ける
私もたまにはおいしいもの食べたいです。
外食も行きます。
そういうときのパワーワード「チートデイ」
チートとは騙すという意味。
本来は、摂取カロリーを増やすことで停滞期の体をだまして停滞期を抜け出すことが目的のようですが…
気を付けているのが、チートデイは「1食のみ好きなだけ食べる」と決めていること、もしくは、「ここからここまでの時間」と決めることです。
丸一日をチートデイだと言ってダラダラ食べ続けると、翌日にも響いてしまう可能性があったり、一日のトータルで食べ過ぎてしまう可能性があるからです。
チートデイではとにかく罪悪感を感じず、できる限り楽しく。
ネガティブな気持ちは持たないように割り切って食事を楽しみます。でも習慣化している筋トレや運動は必ず行います。
今日は食べ過ぎたから運動もなし。とはいきません。
必ず日々行っている運動は行います。
継続してきた習慣は崩さずに。
そして次の朝に気持ちもリセットしてダイエットが再開されます。
当然体重は増えますが、必ず測ります。
そして習慣化された日々の生活に戻れば、早ければ2日後には体重も元通り。
年末年始でイベントが続いたときは、体重を戻すのに1か月くらいかかります。
「いつかは戻る」と気長に自分を信じ続けます。
注意したいのは、次の日も連続でチートを行わないことです。
連続でチートデイを行ってしまうと、ダイエット習慣の糸が切れて、食べすぎてしまう悪い習慣が始まってしまう可能性があるからです。
ただし旅行中やイベントが続いてしまう場合は、楽しむことを優先して、終わったら気持ちを切り替えます。
旅行中やイベントが続く際は、
- 意識して歩く
- 食事はメインを楽しんで、それ以外は極力少なくする
- 飲み物は水かお茶かブラックコーヒー(飲み会は除く)
と工夫が必要ですね。
レコーディング・記録をする
モチベーション維持のためにレコーディング・記録も有効です。
いまでは便利なダイエットアプリがあるので、使いやすい自分に合うアプリを探すのも楽しいです。
記録は付けて終わりではなく、定期的に振り返って確認することで「よく頑張っているな」とか「少しずつ体重が減っているな」とか、目で見てわかるし、達成感も感じられてモチベーションの維持につながります。
体重測定は毎日決まった時間に測ります。
朝、トイレを済ませてパジャマのままで。
大抵増えているときは前日の過ごし方で
- 水分を摂りすぎた
- 食べ過ぎた
- 便が出きっていない
- 寝不足
など、振り返ると見当がつきます。
たまになぜか心当たりがないのに増えていたり、逆にすごく減ったり。
体重に振り回されずに、毎日こつこつと測って記録する。
一週間後、一ヶ月後に記録を見返すと、減っていることを確認でき、モチベーションが上がります。
逆に増えていたり変わらない場合は、ダイエットの方法を改善するいいチャンスにもなります。
女性の場合は月経があり、ホルモンの影響で痩せずらい期間や、痩せやすい期間があるので大変だと思います…
達成感を感じること
- 今日はジュースを我慢できた
- お菓子を買わずに済んだ
- お代わりを我慢できた
- 大盛ではなく普通盛りにできた
- 目標の1万歩が達成できた
- 腕立て伏せの回数が1回増えた
- 体重を測れた
- アプリに記録できた
などなど、小さなことでも頑張れた自分を褒める。
それがモチベーションにつながります。

まとめです。
ダイエットや健康の本を継続して読んだこと。
痩せる目的をしっかり持てたこと。
人生最後のダイエットだという決意を自分に誓ったこと。
周りに宣言して仲間ができたこと。
たまにチートデイを設けること。
レコーディング・記録をすること。
人それぞれモチベーションの維持方法があると思います。
継続して続けるためには、モチベーション維持が必要ですね。
そして、日々の習慣が自分自身に定着すると、モチベーションも必要なく、当たり前のようにダイエット生活が送れます。
ゆっくり、確実に、夏至に向かって段々と日が伸びるように。
いずれ歯磨きやお風呂のように、日々当たり前に行動できるようになるはずです。