ダイエットにはたんぱく質が必要だけど、プロテインでたんぱく質をとるのはどう?
プロテインは摂りすぎたら太る?
プロテインはカラダに悪い?
たんぱく質が主成分のプロテイン。
今ではコンビニやスーパーでも、プロテインが配合された食品を見ることも増えましたね。
プロテインは、ダイエット中にも手軽にたんぱく質を摂ることができて、強い味方になります。
この記事では、プロテインの基礎と、リバウンドせずにダイエットするための付き合い方をご紹介します。
忙しい朝…
今日はたんぱく質が足りていないな…
そんなときに、あなたの強力な武器になります。
たんぱく質はカラダを構成している

たんぱく質は、わたしたちのカラダのほぼすべてを構成している、大切な栄養素です。
たんぱく質が不足すると、
- 筋肉が減る
- 肌が荒れる
- 気持ちが落ち込む
- リバウンドする
など、良いことはひとつもありません。
たんぱく質を積極的に摂ることで、リバウンドせずに健康的にダイエットができます。
一日の摂取量など、たんぱく質の詳しい記事がありますので、よろしければご覧ください。
プロテインは低脂肪で、効率よくたんぱく質摂取ができる
プロテインといえば、粉末状のプロテインパウダーを思い浮かべますよね。
そこで、プロテインが活躍します。
パウダーは基本的に低脂肪で、低カロリー。
たんぱく質を効率よく摂取できます。
忙しい朝や、たんぱく質が少ない食事の際に上手に活用すれば、ノーリバウンドでダイエットができます。
プロテインのメリットとデメリット

メリットとデメリットがあるため、それぞれご紹介します。
メリット
プロテインパウダーのメリットはとても多いです。
- 日持ちする
- 調理する必要がないため、手軽に摂れる
- おいしい
- 腹持ちがいいので、食べ過ぎを防げる
- 低脂肪・低カロリー
- 料理に混ぜてもおいしく、効率的にたんぱく質が摂れる
- 子供の成長にも役立つ
1日の摂取量さえ守れば、健康的になれます。
なにより、手軽で日持ちすることに大きいメリットがあります。
デメリット
- 頼りすぎるとほかの栄養素が足りなくなる
- 摂りすぎれば太る
- 摂りすぎはカラダに負担がかかる
- 摂りすぎると腸内環境が悪くなる
- コストがかかる
手軽で飲みやすいため、つい摂りすぎてしまう恐れがあります。
たんぱく質の摂りすぎは、太る原因にもなり、カラダへの負担が大きくなります。
また、プロテインにばかり頼ってしまうと、そのほかの栄養素が足りなくなってしまう原因に。
適切な摂取量を守って、活用しましょう。
プロテインはダイエットに効果絶大
プロテインでたんぱく質を効率よく摂取することで、リバウンドせずに健康的にダイエットができます。
筋肉を増やして代謝が上がれば、それだけで痩せやすく太りにくくなるからです。
そして、消化に時間がかかるプロテインには「満腹感」が持続しやすい特徴があります。
そのため、余計な間食をやめられて、カロリーオーバーを防げます。
人によっては飽きてしまい、使い切る前に辞めてしまうこともあるでしょう。
水や牛乳だけでなく、料理に混ぜるなどして、飽きないようにバリエーションが必要です。
忙しい朝にも摂りたいですが、夕食の料理に混ぜることで満腹感も得られ、就寝時のカラダの回復に役立ちます。
運動も必要
プロテインは、筋トレ好きが摂るイメージがありますよね。
そのイメージを生かして、あなたも運動を取り入れましょう。
と行動を起こすきっかけになります。
- 腕立て伏せ1回
- 腹筋を1回
- 近所をほんの少し散歩する
無理に運動を増やそうとするとストレスになってしまい、ダイエット自体をやめてしまうおそれがあります。
普段しない運動をほんの少しでも取り入れるだけで、プロテインの効果が出るはずです。
プロテインを始めることで、いい運動習慣のきっかけになるかもしれません。
「ダイエット中、急に体重が落ちなくなってしまった」
と思ったら、プロテインを積極的に摂ることもひとつの手です。
プロテインの種類は主に3種類
- ホエイ
- カゼイン
- ソイ
の3種類があります。
他にも、卵白を使用した低脂肪のエッグプロテインや、玄米などの天然酵母を使用したライスプロテインもあります。
ホエイプロテイン
牛乳の「ホエイたんぱく」が原材料の動物性プロテイン。
ヨーグルトの上澄みにできる液体が、ホエイです。
筋肉合成をサポートするアミノ酸「BCAA」が多く含まれていて、筋トレなどで傷ついた筋肉の修復効果が期待できます。
体内への吸収が速いため、筋肉をつけたいときに向いています。
カゼイプロテイン
牛乳の「乳液」が主な原材料です。
ホエイと同じ、動物性プロテインで、牛乳からホエイと脂肪を取り除いたもの。
牛乳のたんぱく質は80%がホエイで、20%がカゼイです。
不溶性で固まりやすいため、カラダへの吸収スピードがゆっくりです。
飲んだあとの満腹感が長くなるため、ダイエットに最適です。
ソイプロテイン
大豆たんぱくが原材料の植物性プロテイン。
大豆のたんぱく質部分だけを粉末にしており、糖質・脂質をおさえつつ、植物性たんぱく質が摂れます。
大豆に含まれるイソフラボンにより、皮膚や骨の強化、血流改善が期待できます。
消化・吸収スピードが遅く満腹感が持続しやいため、ダイエットに効果的です。
プロテインの摂り方

基本的には水や牛乳に混ぜて飲みます。
フレーバーは
- チョコレート味
- ココア味
- フルーツ味
など、様々な種類があり、飽きずに楽しむことができます。
- スムージーに混ぜる
- ヨーグルトに混ぜる
- シチューに混ぜる
- カレーに混ぜる
- 野菜炒めに混ぜる
- 手作りケーキやゼリーに混ぜる
味のないプレーンタイプのプロテインは、料理に混ぜることもでき、効果的にたんぱく質が摂取できます。
注意したいことは、沸騰するほど煮込むとプロテインの成分が壊れてしまうので、火を止めて仕上げの際に入れることをおすすめします。
あなたに合った摂取方法で、たんぱく質を効率的に摂取しましょう。
プロテインはカラダに悪い?
たんぱく質は、なるべくなら食材から摂りたいところですが、手軽に使えるプロテインも魅力的。
プロテインについては、使用したことがないと健康に影響がないか心配ですよね。
結論からいえば、
ということです。
たんぱく質摂取が十分に足りているにもかかわらずプロテインでたんぱく質を摂取すると、過剰摂取になってしまう恐れがあります。
たんぱく質は肝臓で、分解・合成・貯蔵をしています。
過剰摂取は肝臓を疲弊させて病気ものとに…
- 脂肪肝
- 肝炎
- 肝臓がん
の原因にもなってしまう恐れがあります。
沈黙の臓器として名高い、肝臓。
大切にいたわるためにも、たんぱく質の摂りすぎに気を付けましょう。
- 腎臓病
- 尿路結石
- 肥満
- 腸内環境の悪化
プロテインの摂りすぎというよりは、たんぱく質の摂りすぎがカラダに悪いということになります。
人工的とはいえ、基本的にプロテインは自然界の食べ物から作られています。
1日の摂取量を超えなければ、むしろ積極的に摂ったほうが良いといえます。

まとめ
- カラダにとって必要不可欠なたんぱく質をプロテインで摂ることにより、リバウンドせずに健康的にダイエットができる。
- 日持ちして、手軽にたんぱく質を摂ることができる。
- 腹持ちがいいので余計なものを食べずに済み、ダイエットに効果的。
- プロテインの摂りすぎは、太ったりカラダの負担になるため、基本はバランスのいい食事を心がけて、補助的にプロテインを活用する。
- 料理に混ぜたりデザートに使うと、飽きずに継続できる。
- プロテインを摂ることで、運動習慣が生まれるきっかけになる。
- 1日の摂取量を超えないように注意する。
リバウンドせずに健康的にダイエットするには、たんぱく質が重要なカギとなります。
そんなとき手軽に摂れるプロテイン。
3食バランスのいい食事を摂りつつ、プロテインを活用してみてはいかがでしょうか。
摂りすぎに注意すれば、プロテインはノーリバウンドダイエットの強力な武器となります。
あなたもプロテインを上手に活用して、ダイエットを成功させてください。